まみかまみれ

だいたいなんでも好き 自分用の備忘録です

米澤穂信と俺の夏

エクステンション〜

 

ソウル旅行記があまりにも完成しないので、飽きてしまい週末読書まつりを開催しています。

 

この夏ハマっているのが、米澤穂信さんの作品群。

 

 

米澤穂信さんといえば、京都アニメーションによりアニメ化されたわたし、気になります。の氷菓、「古典部シリーズ」に名高い、ラノベ作家と思いきや、今や日本を代表するミステリー作家様なのですね。すごい。

 

 

きっかけは、「本と鍵の季節」です。

 

 

 

図書委員の男子高校生二人組が本と鍵にまつわる謎を解いていくという話です。

 

最大の魅力は、ズバリ!「顔の良い松倉と人の良い堀川」の関係性です。

 

これ好きじゃないにおい系オタクいる?っていうくらい微量な香。

 

背が高く顔も好く頭が回る松倉詩門と凡庸で平凡だからこそ身なりにほどほどに気をつかう素直で案外頭が回る堀川次郎の互いを信頼し合っているけどなれ合いはしない。図書室で完結する関係性以上でも以下でもない二人。

だからこそ、「友よ知るなかれ」の最後のセリフに意味があります。

 

 

平凡な自覚のある男子高校生・堀川次郎の一人称で物語は進みます。

 

各章ごとに、松倉詩門の見た目が良いことを一々言ってくるんですね。

 

白シャツ一枚がサマになってる松倉_

 

街の中で目を引く松倉_

 

廊下ですれ違うと目で追ってしまう松倉_

 

は?

 

好きじゃん、こんなの。←

 

となってしまうわけですが、実際は、先のとおり、図書委員でそれ以上でも以下でもない関係性が至高というものです。

 

青春じゃん

 

 

続編の「栞と嘘の季節」では、一歩進んだ関係性の彼らが見られたり_見られなかったり?

 

 

2023年10月現在は、「本と鍵の季節」「栞と嘘の季節」の二冊ですが、出版社は、図書委員シリーズとしてシリーズ化したいようです。

 

この2人が図書委員を卒業する〈その時〉どうなるのでしょうか__。

 

いくらでも待ってます!

 

あと松倉詩門(演・松村北斗)すぎるので、松村さんが制服着れるウチに実写化してくれェ!って言ってたら、”ノキドア”で探偵役、しかもVS西畑大吾という堀川次郎に見えなくもない相手だったのでかなりありがたかったです。

 

声を大にして言いたい、「松倉詩門は松村北斗」「松倉詩門は松村北斗」「松倉詩門は松村北斗」...

 

 

 

 

図書委員シリーズを読み終えて、さてこの収まらない興奮を他作品に向けようと検索すると、男男は図書委員だけらしい。ウソだろぉ...もっと書いてくれ。

 

といったらまあ、一番の大ヒット作(もしかして黒牢城のほうが有名なのか?)「古典部シリーズ」に行くしかないでしょうよ。

 

さて、韓国旅行の移動中に読もうと、文庫版を購入。

 

 

あとがき含め217ページと薄いので、貴重品用の鞄に入ったってのはある←

 

 

なるほど、これはオタクがえるたそ~^^になるな、というかわいさ。

続く短編集は別として基本は省エネ系主人公・折木奉太郎の一人称で、初対面から超絶かわいいヒロイン・千反田えるさんなので...まあ実際にかわいいんですけど...。

こんなん絶対好きじゃん(のちに自覚する好意です)

 

アニメだとCV佐藤聡美さんのめろあま~♡おしとやかなお嬢様でもっとかわいくなっているらしいです...。小説ブームが落ち着いたら見たいです...。

 

 

 

 

帰りの新幹線を待つお盆休み初日の激混み東京駅で読み終えましたが、すぐに続きを求め、八月中には完走するほどのハマりよう。

 

 

米澤作品は無駄な文章がなく描写もほどよく初心者も読みやすいっていうのが大きい気がします。

 

 

 

あ~~~中高生でハマらなくてよかった~~~

2学期からわたし、気になります!とさいで。しか言わなくなってたかも(ヤメヤメぇ)

 

作者は、最後まで書きます!!!と宣言しているので、

いつか、二人が並び立つ日が来るのでしょうか。

 

楽しみです。

 

 

 

 

ということで、お次は同じく高校生主人公の「小市民シリーズ」

 

 

 

 

 

(タイトルがすでに美味しそう)

 

謎解きしがり知識ひけらかしたがりで高校デビューで小賢しさを隠そうとするが欲がよくでる主人公・小鳩常悟朗と甘いものに目がない暴力系ヒロイン・小山内ゆきさんのスイーツミステリー。

 

はてさて「小市民」とは?とひっかりを覚えるシリーズ名ですが、欠点を抱え自覚した二人がおとなしく暮らしていきたいけど、ウチら高校生だし、まだまだ難しいよねっていうかわいいやつらです。古典部部員とは違い、性格の悪い二人(笑)といわれていますが、身勝手で子どもらしいような思春期の男女の関係が、クセになります。

 

そして、とっても甘いものが食べたくなります!!!!

 

 

こちらも続いているようなので、ぼちぼち待っています。

 

 

 

 

 

とここまで経て、さて高校生主人公しか読んでねえなと思いつつ、まだちょっと黒牢城やインシテミルは早計だなと思っていたら、あったじゃないか!

 

米澤穂信古典部」で「古典部シリーズ」の完結編として構想された作品が!

 

 

さよなら妖精」さん^^

 

 

 

 

が、なぜか、わたし、「さよなら妖精」という本のタイトルが覚えられず、ちょうど通いの図書館にもなかったおかげで、誤って「真実の10メートル手前」を借りてきてしまいました。

 

 

「真実の10メートル手前」は短編集で、主人公・太刀洗万智の年代がバラバラで、とにかくキレキレの人ということはわかったけど、いまいちよくわからないままだったというのが正直なところでした。

 

 

一方、「王とサーカス」は、一つの事件を題材とした長編なので、太刀洗万智をじっくりと感じることができました。

 

 

ページをめくる手が止まらない!ということはないけれど、スッと読み終えたのは米澤作品に慣れてきたからだろうか。

 

 

訪れた異郷の地で、予期せず”ネタになる”出来事に遭遇した新米フリージャーナリストの太刀洗万智の苦悶にうなずいたり、よくわからなかったり、おねショタだったり、未だ味わったことのない濃厚なチャイが飲みたくなったり、丁寧に、鮮やかに、ドラマを楽しむことができました。

 

 

太刀洗万智は”生きている”感じがするのが好き。

私が、好んで学生主人公作品ばかり読んでいたからだけど、社会に出ている大人として共感できることもある。まあ太刀洗とは、住んでいる世界が違いすぎるけど。

 

 

 

「王とサーカス」のあとがきで、「さよなら妖精」を読んでいなくても読める作品と記述がありましたので、ぜひ。

 

 

私は、太刀洗万智が好きなので、続きがあったら嬉しいのですが...。

 

その前に、「さよなら妖精」読みますね。すみません。

 

 

ちなみに、BSで放送中の中国ドラマ「暴風眼」をチラチラ見ているおかげで、太刀洗万智のヴィジュアルは「暴風眼」の楊冪になってしまいました...。

 

(切れ長で冷たそうな顔って言われているだろうが!)

 

 

以上です。

 

 

学生時代の私は小説が苦手で読むとすれば新書かエッセイくらいだったのですが、昨年出会った「機龍警察」シリーズを皮切りに小説って面白い!と目覚め、以降は、少しずつですが、読むようになってきました。

 

 

この夏は、いつも鞄に本を入れて出かけていて、ちょっとした待ち時間に読むようになりました。

というか、古典部シリーズの続きが気になって、仕事の空き時間に読みたくなっただけなんですが←

 

 

 

相変わらず、韓国ドラマ・中国ドラマにもハマっていますので、娯楽で忙しいんですが、勉強も習慣化させたいと思うので、しばらく小説はおやすみします。

でも冬になると図書館に行くのがおっくうになってしまうので(え?)

やっぱり今のうちにいろいろ読んでおこうと思います!ホラ、読書の秋って言うし!

 

 

 

 

それでは

 

ソウル旅行が楽しすぎて帰ってきた日からまた行きたくなってる……おのれ円安お前ってやつは…

 

 

韓国のユーチューヴァーのJPN字幕がある動画を見漁って充電中…

 

 

今年6月くらいから宮島るりかちゃん見てたら急にヴァンクリのアルハンブラ欲しいなあ〜って思うようになってそこからじわじわ考えてるんだけどやっぱり手が出せない……けど買ったら10年以上は使うぞ?という…まあ……無理だな……欲しいな……

 

 

 

 

 

自慢です↓

 

今月末は「THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~」に両日参加するという最高の予定があります!

 

idolmaster-official.jp

 

Kアリーナという、9月末に出来たガチガチに新しい会場で、SideMがライブするって何事!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

k-arena.com

 

アイドルさんでライブするの、前週のキンプリさんの次なんですけどえ?

 

誇りすぎるぜ......

 

自分史上最大のライブとなりそうなので、心して参ります。

 

楽しみ!!!Yeah!!!